当院では、年間約500症例の白内障手術を手掛けています。
患者様に安心して日帰り白内障手術を受けていただけるよう、最新の設備を導入しています。
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検査後は、手術について院長が詳しくご説明します。
眼内レンズの種類、術後の見え方、ピントの合う距離をどこに合わせるか、合併症についてなど、じっくりと話し合います。
術後は1日だけ眼帯をします。
片方の眼が見えにくく眼帯をすると困る方や、眼帯をしたくない方は保護眼鏡で帰宅していただきます。
手術の翌日は必ず受診していただきその時眼帯を外します。その後も何回か受診していただき異常が無いかチェックを行います。
眼鏡は通常1カ月たつと度数を直すことができます。術後の点眼は通常3カ月間続けます。
1割負担の患者様 | 約20,000円(片眼) |
3割負担の患者様 | 約45,000円(片眼) |
この4月から多焦点眼内レンズが高度先進医療から外れて選定療養という枠組みに変わりました。 眼内レンズと一部の検査代が自己負担になります。 眼内レンズの種類によって自己負担いただく金額が異なり、 自己負担額は11万円から22万円の範囲となります。 |
※詳細については受診時にお問い合わせください。
ピントが合う距離が1つなので、生活スタイルに合わせて遠近どちらかのピントを選んでもらいます。
ピントが合う距離が複数あるため、メガネを必要とする頻度を減らすことができます。
※他に眼の病気がある時は多焦点眼内レンズを入れる事はできません。
当院では多焦点眼内レンズの種類により、
以下の金額をご負担いただきます。
多焦点眼内レンズの種類 | 金額 |
---|---|
クラレオン ビビティー | 20万2千円 |
シナジー | 20万2千円 |
パンオプティクス | 20万2千円 |
シンフォニー | 10万8千円 |
シナジー乱視用 | 24万4千円 |
パンオプティクス乱視用 | 24万4千円 |
シンフォニー乱視用 | 13万円 |
1割負担 | 2割負担 | 3割負担 |
---|---|---|
約15,000円 | 約30,000円 | 約45,000円 |
2023年に認可された新しい多焦点レンズです。遠方からパソコンの距離位までが見えやすく、グレアやハローが少ないのが特徴です。
グレア・ハローとは2021年4月発売の多焦点眼内レンズです。遠方から手元まで視力の落ち込みが少なく、連続的に見える連続焦点型の多焦点眼内レンズです。色収差を補正しているため薄暗い環境でも高いコントラストを維持し、昼夜問わず質の高い見え方を提供しています。乱視用もあります。連続的な見え方により眼鏡装用を減らすことが期待できます。
2019年秋に発売されたレンズです。遠方、中間60cm、近方40cmの3焦点にピントが合うように設計されています。乱視矯正ができるレンズもあります。中間、近方視力どちらも確保ができるため、眼鏡装用を減らすことが期待できる眼内レンズです。
遠方から中間まで、幅広くピントが合う多焦点眼内レンズです。遠方から中間まで視力の落ち込みがなく、自然な見え方を得ることができます。乱視用もあります。コントラスト感度が良く、見え方の質もいいレンズです。30cm程度の近くにはピントが合いづらいので片方を少し近くに寄せて両目で近くも見えるように調整することもあります。
白内障手術後に眼内レンズになると、暗くなってから電灯や車のライトが散乱して見えたり、ライトの周りに丸い輪状の光が見えるようになることがあります。これをグレア・ハローといいます。
グレア・ハローは単焦点眼内レンズでも発生しますが、多焦点眼内レンズではその症状が強く出ます。そのため、夜間に車の運転が多い人が多焦点眼内レンズを選ぶ場合は、注意が必要です。
グレアが弱い場合
グレアが強い場合